23年3月期決算 東京地下鉄(東京メトロ)
各損益が3期ぶり黒字【東京地下鉄(東京メトロ)】
コロナ禍の影響から移動需要が一部回復して、旅客運輸収入が増加。全セグメントが増収となり、各損益は3期ぶりに黒字に転換した。次期の業績予想は公表していない。
前期は営業損失121億1700万円、経常損失204億9700万円、当期純損失133億9700万円だった。
運輸業は、売上高3122億6000万円(前期比13・0%増)、セグメント利益146億400万円(前期は236億5600万円の赤字)。鉄道輸送人員は定期8・3%増、定期外21・6%増、合計14・1%増。旅客運輸収入は定期6・2%増、定期外21・3%増、合計14・8%増。
不動産事業は、賃貸収入の増加などにより、売上高137億4000万円(0・8%増)、セグメント利益53億4700万円(16・0%増)。流通・広告事業は、前期開業物件の収益増などで売上高236億5600万円(8・8%増)、セグメント利益76億8700万円(13・2%増)。その他事業は、売上高37億700万円(12・1%増)、セグメント利益3500万円(12・5%減)。=11日発表=
【東京地下鉄(連結)】11日
売上高345,370( 12.5)
営業利益27,777( ―)
経常利益19,694( ―)
当期純利益27,771( ―)
単位百万円、カッコ内増減%
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