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日本鉄道運転協会 第13回定時社員総会

2023.07.06
あいさつする白川会長

 日本鉄道運転協会は6月30日、東京・神田のステーションコンファレンス万世橋で「第13回定時社員総会」を開催した。白川保友会長をはじめ役員、会員、来賓の奥田薫国土交通省大臣官房技術審議官ら約170人が出席した。

 冒頭、あいさつに立った白川会長は「経済の回復につれて、鉄道を利用されるお客さまが戻り始めているが、まだまだコロナ禍前のレベルにまでは戻っておらず、鉄道各社は大変厳しい経営が続いている。コロナ禍において、鉄道事業の将来に向けてさまざまな変革の機運が高まってきている。当協会の使命は、会員相互間の情報交換や研修会などを通じて、鉄道事業の安全、サービスなどの質の向上に資することだ。会員の皆さまにとって魅力ある協会となるよう、講習会や研修会などの充実を図っていく」と述べた。

 議事では、東京地下鉄(東京メトロ)の鮫島博鉄道本部運転部長が議長に選出され、報告事項として2022年度事業報告、23年度事業計画と予算、決議事項として22年度決算の承認、理事および監事選任の議案が承認された。

 総会と理事会の終了後、JR九州の青柳俊彦会長を講師に迎え、「九州を元気に!~JR九州のこれまでとこれから~」と題した講演会も開催された。

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