24年3月期第2四半期決算 東急
利用者数回復で増収増益【東急】
コロナ5類移行などで交通事業やホテル・リゾート事業を中心に利用者数が回復し、鉄道の運賃改定も寄与して増収、大幅な増益となった。各事業の構造改革の進捗(しんちょく)などに伴い、営業利益はコロナ禍前を上回る水準で推移している。通期の業績予想は、交通事業の増収やエネルギー価格高騰の影響が想定を下回ったことなどから、8月8日発表の数値を上方修正している。
交通事業は売上高1038億6600万円(前年同期比17・7%増)、セグメント利益187億500万円(277・4%増)。東急電鉄の鉄軌道輸送人員は定期6・3%増、定期外8・3%増、合計7・2%増。旅客運輸収入は定期16・9%増、定期外25・2%増、合計21・9%増。
不動産事業は、同事業で計上する複合ビル内のホテルの客室単価改善などにより、売上高1131億1100万円(20・7%増)、セグメント利益196億800万円(31・7%増)。生活サービス事業は、1月に東急百貨店本店が営業終了したが、東急ストアなど他事業が堅調で売上高2567億7200万円(2・5%増)、セグメント利益54億2200万円(24・8%増)。
ホテル・リゾート事業は、インバウンド需要の取り込みによるホテル稼働率回復、客室単価上昇などで売上高436億2700万円(40・5%増)、セグメント利益16億円(前期は25億6600万円の赤字)。
期末配当は1株当たり2・5円増配の10円。年間配当は17・5円。
修正後の業績予想は売上高1兆395億円(修正前比0・6%増、前期比11・6%増)、営業利益850億円(9・0%増、90・6%増)、経常利益880億円(12・5%増、85・8%増)、当期純利益540億円(20・0%増、107・7%増)。=8日発表=
【東急(連結)】8日
売上高483,468( 11.2)
営業利益45,533(108.6)
経常利益49,688(101.0)
四半期純利益35,029( 89.5)
単位百万円、カッコ内増減%
検索キーワード:決算
321件見つかりました。
121〜140件を表示
-
-
-
2023.12.27 民鉄・公営・三セク 予定・計画・施策
いすみ鉄道 通学定期券を半額に・・24年4月から
千葉県の第三セクター鉄道・いすみ鉄道は2024年4月1日から、通学定期券の価格を約半額にすることにした。
-
2023.12.27 民鉄・公営・三セク 決算・財務
23年度中間決算 首都圏新都市鉄道
2期連続増益 つくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道は20日、2023年度の中間決算を発表した。
-
2023.12.22 JR西日本 インタビュー・会見
記者会見 長谷川一明 JR西日本社長
今年一年を振り返って―― 大阪駅(うめきたエリア)開業や奈良線複線化などの大規模プロジェクトを完遂するとともに、「WESTERポイント」や「モバイルICOCA
-
2023.12.14 その他業種分類 記録・調査・統計
月間日誌 23年11月
【国土交通省関係】 政府が2023年秋の叙勲受章者を発表=国土交通省関係は303人(3日) 政府が23年度補正予算案を閣議決定(10日) 鉄道建設・運輸施設整
-
2023.11.24 観光・旅行業 決算・財務
24年3月期第2四半期決算 JTB
4期ぶり営業、経常黒字【JTB】 国内旅行、訪日旅行が回復するとともに、インセンティブ旅行も堅調に推移し、3期連続の増収に。
-
2023.11.22 その他業種分類 記録・調査・統計
ウイークリー・メモ 23年11月13~19日
◇11月13日(月)=JR北海道、JR四国、近鉄グループホールディングスが2024年3月期第2四半期決算を発表。
-
2023.11.20 民鉄・公営・三セク 決算・財務
24年3月期第2四半期決算 近鉄グループホールディングス
コロナ禍影響縮小で増収【近鉄グループホールディングス】 昨年7月に連結子会社化した近鉄エクスプレスの業績が寄与したほか、コロナ禍の影響縮小などで大幅な増収に。
-
2023.11.20 民鉄・公営・三セク 決算・財務
24年3月期第2四半期決算 西日本鉄道
国際物流大幅減で減収【西日本鉄道】 新型コロナウイルス感染症の5類移行などにより、運輸業、ホテル業の需要が回復した一方、国際物流事業の輸送需要低迷による取扱高
-
2023.11.20 その他業種分類 記録・調査・統計
月間日誌 23年10月
【国土交通省関係】 国土交通省が「交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化)」の計画公募(第3次)を開始(2日) 政府がトラ