24年3月期第1四半期決算 西日本鉄道
【西日本鉄道】
連結売上高968億1600万円(前年同期比19・3%減)、営業利益54億1100万円(1・1%減)、経常利益69億5000万円(14・2%増)、四半期純利益93億9000万円(139・6%増)。
社会経済活動の正常化が進み、運輸業やレジャー・サービス業の需要が回復した一方、国際物流事業の輸出取扱高の減少などにより減収に。持ち分法による投資損益の改善で経常利益は増加、固定資産売却益を特別利益に計上して四半期純利益も増益となった。通期の業績予想は、5月11日公表の数値のうち、売上高を下方修正、経常利益、当期純利益を上方修正した。
運輸業は売上高187億6500万円(8・0%増)、セグメント利益9億1600万円(前期は7800万円の赤字)。単体の鉄道輸送人員は定期4・4%増、定期外11・1%増、合計7・1%増、旅客運輸収入は定期6・7%増、定期外17・5%増、合計12・9%増。乗合バスの輸送人員は定期1・9%減、定期外9・4%増、合計4・3%増、旅客運輸収入は定期1・2%減、定期外11・4%増、合計7・8%増。
このほかのセグメント利益は、不動産業16億4700万円(46・1%増)、流通業7700万円(9500万円の赤字)、物流業20億7500万円(61・3%減)、レジャー・サービス業7億8600万円(8億8500万円の赤字)、その他1億4100万円(13・2%減)。
修正後の業績予想は、売上高4360億円(修正前比4・7%減、前期比11・9%減)、営業利益173億円(修正なし、33・8%減)、経常利益133億円(10・8%増、52・3%減)、当期純利益108億円(12・5%増、41・2%減)。
=10日発表=
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