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JR東海 第36回定時株主総会

2023.06.26

 JR東海は23日10時から、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで第36回定時株主総会を開催した。今総会では議決権を有する株主12万5587人(議決権数196万8383個)のうち、5万7661人(同173万9808個)が権利を行使。会場には株主377人が出席した。

 総会には金子慎会長、丹羽俊介社長ら役員、執行役員計35人が出席。丹羽社長を議長に、第36期(2022年4月1日~23年3月31日)の事業と連結決算の内容、対処すべき課題、監査結果などを報告した。続いて剰余金の処分、取締役13人と監査役4人の選任を提案し、株主との質疑応答を経て原案通り承認された。

 出席した株主からは、役員の新体制、リニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区の静岡県との協議状況、同新幹線工事の安全確保、同新幹線開業による東海道新幹線の同県へのメリット、キハ85系の今後、バリアフリー対策、エクスプレス予約の決済手段、グループ事業の戦略などに関する質問が出され、それぞれ担当役員が回答した。総会は11時36分に終了した。

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