燃料費増で減益　【丸運】

　貨物輸送事業で自動車・家電などの減産に伴う素材物流の減少を、海外物流のベトナム現地法人の連結化と為替影響による増加が補う格好となり、売上高はほぼ横ばいに。高騰する燃料費や基幹システムの開発コストがかさんだことなどから各利益は減益となった。

　各セグメント利益は、貨物輸送１億３００万円（前期比７６・５％減）、エネルギー輸送２億７７００万円（１０・８％増）、海外物流５５００万円（１９・６％増）、テクノサポート９６００万円（１２８・６％増）だった。

　次期の業績予想は売上高４６８億円（０・５％増）、営業利益５億９０００万円（３４・２％増）、経常利益７億円（１４・３％増）、当期純利益４億８０００万円（５１・８％増）。

＝１１日発表＝

　【丸運（連結）】１１日

売　上　高４６，５８６（　△０．３）

営業利益　４３９（△３４．０）

経常利益　６１２（△２０．９）

当期純利益３１６（△３２．１）

単位百万円、カッコ内増減％