運輸収入増加で増収増益【東京地下鉄（東京メトロ）】

　コロナ禍からの人流の回復が続いたことなどにより、旅客運輸収入が増加して増収に。各利益は大幅な増益となった。通期の業績予想は公表していない。

　運輸業は売上高１７５６億３８００万円（前年同期比１５・９％増）、セグメント利益３３８億８１００万円（３９５・５％増）。鉄道輸送人員は定期７・２％増、定期外１６・６％増、合計１１・４％増。旅客運輸収入は定期１１・１％増、定期外２１・５％増、合計１７・２％増。

　不動産事業は既存物件の営業終了があり、売上高６７億３３００万円（５・３％減）、セグメント利益２６億３０００万円（１６・２％減）。流通・広告事業は売上高１１５億６６００万円（０・１％減）、セグメント利益３８億２７００万円（３・８％増）だった。

　その他事業は売上高１８億６１００万円（１・４％増）、セグメント利益１５００万円（３４・６％減）。

＝９日発表＝

【東京地下鉄（連結）】９日

売上高１９１，７４４（　１４．０）

営業利益４０，４１０（１９４．１）

経常利益３４，９３７（２７１．９）

四半期純利益２４，２４７（１７５．４）

単位百万円、カッコ内増減％