24年3月期第2四半期決算 京王電鉄
全セグメントで増収【京王電鉄】
新型コロナウイルスの5類移行による社会経済活動の正常化を背景に、全てのセグメントで増収。レジャー・サービス業が黒字に転換し、その他全てのセグメントでも増益となった。通期の業績予想は、訪日客の増加や国内需要の回復で鉄道事業やホテル業などが想定以上に好調に推移しており、8月2日公表の売上高、営業利益、経常利益の数値を上方修正した。
運輸業は売上高601億700万円(前年同期比10・1%増)、セグメント利益88億8300万円(92・8%増)。単体の鉄道輸送人員は定期4・3%増、定期外9・9%増、合計6・7%増。旅客運輸収入は定期4・3%増、定期外10・6%増、合計8・1%増。
流通業はスーパーマーケット事業やコンビニ事業が好調に推移し、売上高528億4900万円(9・9%増)、セグメント利益28億9000万円(172・6%増)。不動産業はリノベーション物件の売り上げ増で、売上高239億2600万円(7・5%増)、セグメント利益65億2600万円(13・1%増)。
レジャー・サービス業は、ホテルの客室単価がコロナ禍前の水準を上回り、売上高341億5100万円(58・0%増)、セグメント利益44億8300万円(前期は31億3600万円の赤字)。ビル管理、建築・土木業などその他業は売上高268億5300万円(6・0%増)、セグメント利益11億3300万円(1・0%増)。
修正後の業績予想は、売上高3930億円(修正前比1・3%増、前期比13・2%増)、営業利益360億円(9・1%増、67・6%増)、経常利益352億円(11・0%増、61・7%増)、当期純利益252億円(同額、92・2%増)。=6日発表=
【京王電鉄(連結)】6日
売上高184,058( 15.9)
営業利益23,908(153.9)
経常利益23,581(146.4)
四半期純利益17,214(305.3)
単位百万円、カッコ内増減%
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