24年3月期第2四半期決算 京成電鉄
各事業回復し増収増益【京成電鉄】
新型コロナウイルス感染症5類移行などで各事業が回復傾向。昨秋の新京成電鉄完全子会社化の効果もあり、大幅な増収増益となった。通期の業績予想は、成田空港輸送が当初想定を下回る見込みであることなどから売上高のみ下方修正、各利益については電気料金の見通しや持ち分法適用会社の業績などを踏まえて上方修正した。
運輸業は売上高881億1000万円(前年同期比30・5%増)、セグメント利益81億8400万円(75億8500万円増)。鉄道、バスとも成田輸送を含め需要が大きく回復し、タクシーも堅調だった。
単体の鉄道輸送人員は定期6・1%増、定期外17・3%増、合計10・7%増。旅客運輸収入は定期5・5%増、定期外45・0%増、合計30・5%増。
流通業は売上高279億2200万円(12・2%増)、セグメント利益2億7400万円(1億9900万円の赤字)。不動産業は売上高184億9400万円(36・4%増)、セグメント利益62億7800万円(32・1%増)。レジャー・サービス業は売上高73億6500万円(39・1%増)、セグメント利益500万円(8億600万円の赤字)。
建設業は売上高132億8100万円(8・7%増)、セグメント利益5億3300万円(167・1%増)。その他の事業は売上高42億6600万円(3・6%増)、セグメント損失100万円(4800万円の黒字)。
修正後の業績予想は、売上高3000億円(修正前比2・8%減、前期比18・9%増)、営業利益250億円(0・8%増、144・4%増)、経常利益472億円(11・8%増、76・4%増)、当期純利益378億円(13・5%増、40・4%増)。
=10月31日発表=
【京成電鉄(連結)】10月31日
売上高147,949( 24.3)
営業利益15,250(246.5)
経常利益27,148(162.8)
四半期純利益21,092( 35.2)
単位百万円、カッコ内増減%
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