交通新聞社 電子版

２４年３月期第２四半期決算　ＪＴＢ

2023.11.24 観光・旅行業 決算・財務

　４期ぶり営業、経常黒字【ＪＴＢ】

　国内旅行、訪日旅行が回復するとともに、インセンティブ旅行も堅調に推移し、３期連続の増収に。営業損益、経常損益は４期ぶりの黒字、四半期純損益は２期ぶりの黒字となった。通期の業績予想は変更ない。

　前期は営業損失４６億５８００万円、経常損失２２億２９００万円、四半期純損失２８億９４００万円だった。

　旅行事業全体の売上高は３６０８億７７００万円（前年同期比８９・３％増）。内訳は、国内旅行２３３０億８００万円（３９・７％増）、海外旅行６５３億２４００万円（５５３・８％増）、訪日旅行２８５億５７００万円（６３９・６％増）、グローバル旅行３３９億８８００万円（２４２・０％増）。

　ＭＩＣＥ（国際会議、研修、招待旅行）、地域交流、商事、出版事業など旅行事業以外の売上高は１４９１億８３００万円（２３・８％減）。

　セグメント別では、ツーリズム事業は売上高３４９５億９９００万円（前年同期比３１・０％増）、セグメント利益３５億９２００万円（前期は３９億４２００万円の赤字）。エリアソリューション事業は売上高４１９億６００万円（３１・３％増）、セグメント利益２億９０００万円（１０億４９００万円の赤字）。

　ビジネスソリューション事業は売上高６４０億５８００万円（１３・０％減）、セグメント利益３６億８００万円（２６・０％減）。グローバル事業は売上高７９７億７１００万円（２１７・３％増）、セグメント損失２３億４７００万円（２９億２１００万円改善）。事業基盤機能事業は売上高１６３億８０００万円（１３・５％減）、セグメント損失１７００万円（２８億９３００万円の黒字）。

＝１７日発表＝

　【ＪＴＢ（連結）】１７日

売　上　高５１０，０６０（　３２．１）

営業利益８，７２３（　　－）

経常利益１２，０２０（　　－）

四半期純利益６，１０５（　　－）

単位百万円、カッコ内増減％

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