24年3月期中間決算 中部国際空港
大幅な増収【中部国際空港】
国際線の復便や新規就航、インバウンド需要とともに、新型コロナウイルス感染症の5類移行で国内線がコロナ禍前の水準にほぼ回復し、大幅な増収に。中間純損益は4期ぶりの黒字となった。通期の業績予想は国際線、国内線とも旅客増を見込み、5月19日発表の数値を上方修正した。
前期は営業損失34億1500万円、経常損失35億5800万円、中間純損失36億6800万円だった。
事業部門別の売り上げは、空港事業104億3000万円(前年同期比36・9%増)、商業事業63億3000万円(149・3%増)、交通アクセス施設事業12億4000万円(40・7%増)。航空旅客数は435万人(69・5%増)で、内訳は国際線128万人(588・4%増)、国内線306万人(28・9%増)。
修正後の業績予想は、売上高400億円(修正前比17・0%増、前期比63・2%増)、営業利益3億円(34億円の赤字、67億4000万円の赤字)、経常損失4億円(36億円改善、72億円の赤字)、当期純損失3億円(39億円改善、73億9000万円の赤字)。=17日発表=
【中部国際空港(連結)】17日
売 上 高18,011( 63.1)
営業利益286( ―)
経常利益△ 41( ―)
中間純利益0( ―)
単位百万円、カッコ内増減%
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