24年3月期第2四半期決算 日本石油輸送
各利益が減益に 【日本石油輸送】
石油輸送事業は、自動車輸送の需要増や主要顧客の運賃見直しなどで増収。高圧ガス事業も他高圧ガス輸送の他社事業の譲受などによる増収などから若干増収だった。化成品・コンテナ輸送事業は、化成品輸送で国内外の輸送需要低迷のあおりから売上高は減少した。全体の各利益は、人件費や修繕費などの経費増加でいずれも減益となった。
セグメント利益は、化成品・コンテナ輸送事業8000万円(前年同期比75・5%減)、資産運用事業1億9800万円(21・9%増)。セグメント損失は、石油輸送事業400万円(1億1500万円改善)、高圧ガス輸送事業1億2800万円(8800万円悪化)。
通期の業績予想は、高圧ガス輸送と化成品輸送で想定より輸送需要が低迷したことや車両関連経費の増加などを踏まえ、5月11日公表の数値を下方修正した。
修正後の業績予想は、売上高355億円(修正前比1・4%減、前期比1・0%増)、営業利益15億5000万円(8・8%減、0・9%増)、経常利益17億5000万円(7・9%減、2・5%減)、当期純利益11億円(8・3%減、10・4%減)。
=7日発表=
【日本石油輸送(連結)】7日
売 上 高16,176(△ 1.7)
営業利益 146(△55.6)
経常利益 287(△39.3)
四半期純利益212(△36.8)
単位百万円、カッコ内増減%
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