首都圏新都市鉄道 23年度輸送人員 19年度比3.2%減
首都圏新都市鉄道は5月29日、つくばエクスプレスの2023年度営業実績を発表した。年間輸送人員は1億3868万1000人で、1日当たり38万3000人(前年度比9・7%増)。コロナ禍前の19年度比では3・2%減となった。
内訳は、定期が前年度比7・9%増、定期外12・8%増。定期外は19年度を上回っており、同社はテレワークに伴う定期からのシフトが主な要因とみている。
決算は2期連続最終黒字
決算(単体)は輸送人員回復を受け、売上高452億3500万円(前期比10・7%増)、営業費は366億2300万円(0・1%増)で経年劣化に伴う修繕費増もほぼ前年並み。営業利益86億1100万円(101・9%増)、経常利益62億8300万円(220・8%増)、当期純利益60億6900万円(183・4%増)で、2期連続の最終黒字となった。
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