24年3月期第2四半期決算 ANAホールディングス
営業利益が過去最高に【ANAホールディングス】
コロナ禍からの大幅な回復で、国際線の旅客収入は第2四半期として過去最高、営業利益も過去最高益となった。通期の業績予想は、エンジンの点検作業に伴う80億円の減収要因に加え、原油価格の上昇などにより400億円の費用増を見込むが、好調な旅客需要とグループ全体での収支コントロールに努め、当初目標を据え置いた。期末配当は5期ぶりの復配で1株当たり30円を予定。
航空事業は売上高9131億6300万円(前年同期比28・1%増)、セグメント利益1277億7900万円(219・6%増)。旅客収入は国際線3586億円(122・2%増)、国内線3229億円(33・0%増)、貨物収入は国際線748億円(59・2%減)、国内線109億円(8・2%減)、LCC(格安航空会社)は673億円(65・0%増)で推移した。
航空関連事業は売上高1364億9300万円(20・2%増)、セグメント利益43億6600万円(前期は32億円の赤字)。旅行事業は売上高395億2000万円(23・5%増)、セグメント利益10億500万円(12億4200万円の赤字)。商社事業は売上高573億5200万円(20・4%増)、セグメント利益27億400万円(74・8%増)。
=10月31日発表=
【ANAホールディングス(連結)】10月31日
売 上 高1,002,729( 26.8)
営業利益129,737( 312.6)
経常利益127,330( 321.1)
四半期純利益93,206( 377.0)
単位百万円、カッコ内増減%
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