24年3月期第2四半期決算 大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)
乗車人員回復で増収増益【大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)】
売上高910億円(前年同期比16・3%増)、営業利益197億円(119・7%増)、経常利益199億円(115・9%増)、四半期純利益136億円(118・4%増)。
コロナ禍の影響緩和で鉄道・バスの乗車人員が回復し、バリアフリー料金制度の導入も寄与して増収増益となった。通期の業績予想は、動力費が計画を下回ることなどを見込んで5月10日発表の数値を上方修正した。
鉄道事業は売上高786億円(17・5%増)、セグメント利益181億円(128・2%増)。鉄道輸送人員は定期5・8%増、定期外20・8%増、合計12・6%増。旅客運輸収入は定期8・1%増、定期外25・7%増、合計17・7%増。
バス事業は売上高68億円(11・8%増)、セグメント利益4億円(前期は0億円の赤字)。
マーケティング・生活支援サービス事業は、直営店舗開業効果などで売上高58億円(3・9%増)、セグメント利益6億円(0・4%増)。都市開発事業は、前期と今期に開業した宿泊施設、オフィスビルが寄与し、売上高12億円(19・1%増)、セグメント利益3億円(33・6%増)。広告事業は、デジタル広告の需要獲得により売上高17億円(11・3%増)、セグメント利益2億円(22・7%増)。
修正後の業績予想は、売上高1850億円(修正前比0・5%増、前期比14・6%増)、営業利益320億円(23・1%増、67・5%増)、経常利益326億円(24・0%増、65・5%増)、当期純利益241億円(23・6%増、59・6%増)。=7日発表=
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