24年3月期第3四半期決算 小田急電鉄
【小田急電鉄】
連結売上高2936億3300万円(前年同期比0・7%減)、営業利益404億2300万円(69・5%増)、経常利益405億7800万円(70・3%増)、四半期純利益311億1000万円(183・7%増)。
コロナ5類移行などで鉄道業、ホテル業が増収となったが、前期の複数の投資用不動産売却の反動で減収に。各利益は増益となり、特別利益に旧新宿本社ビルなど固定資産売却益101億円を計上したことから、四半期純利益は大きく増加した。通期の業績予想は昨年10月31日公表の数値を上方修正した。
運輸業は鉄道駅バリアフリー料金の加算もあり、売上高1286億1000万円(13・6%増)、セグメント利益237億1000万円(128・4%増)。単体の鉄道輸送人員は定期4・0%増、定期外8・3%増、合計5・7%増。旅客運輸収入は定期9・7%増、定期外14・4%増、合計12・6%増。
このほかのセグメント利益は、流通業14億2500万円(190・4%増)、不動産業111億3500万円(25・2%減)、ホテル業などその他の事業41億1700万円(前期は19億5700万円の赤字)。
修正後の業績予想は、売上高4120億円(修正前比0・6%増、前期比4・3%増)、営業利益470億円(4・4%増、76・7%増)、経常利益460億円(4・5%増、83・1%増)、当期純利益730億円(2・8%増、79・2%増)。=8日発表=
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