24年3月期第3四半期決算 阪急阪神ホールディングス
【阪急阪神ホールディングス】
連結売上高7363億8700万円(前年同期比2・8%増)、営業利益905億3300万円(21・5%増)、経常利益948億1200万円(23・7%増)、四半期純利益628億1000万円(23・0%増)。
不動産事業のホテル宿泊需要の増加や、都市交通事業で利用の一定の回復が見られたこと、阪神タイガースのリーグ優勝・日本シリーズ制覇などが寄与して増収増益となった。通期の業績予想は10月31日公表の数値を修正し、短期回収型賃貸マンションの売却時期を見直したことなどで減収を見込むものの、各利益は上方修正した。
都市交通事業は売上高1518億8400万円(10・2%増)、セグメント利益288億4800万円(56・3%増)。鉄道輸送人員は、阪急電鉄が定期4・5%増、定期外5・8%増、合計5・1%増。阪神電気鉄道が定期5・1%増、定期外12・1%増、合計8・3%増。旅客運輸収入は、阪急が定期7・6%増、定期外11・7%増、合計10・3%増。阪神が定期8・1%増、定期外16・8%増、合計13・6%増。
このほかのセグメント利益は、不動産事業353億7300万円(81・5%増)、エンタテインメント事業159億3800万円(20・0%増)、情報・通信事業32億8200万円(10・9%増)、旅行事業は自治体の支援業務の受注減などで83億3900万円(48・5%減)、国際輸送事業7億3200万円(88・5%減)。
修正後の業績予想は、売上高9950億円(修正前比0・5%減、前期比2・8%増)、営業利益1027億円(3・0%増、14・9%増)、経常利益1040億円(4・0%増、17・6%増)、当期純利益640億円(6・7%増、36・3%増)。=7日発表=
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