24年3月期決算 日本電設工業
大幅な増収増益【日本電設工業】
鉄道各社の旅客収入の回復に伴い、設備投資の増加や都市圏の再開発、既設インフラの老朽化対策が進んだことなどから経営環境は緩やかに回復。豊富な繰り越し工事の効率的な施工や新規工事の受注確保、大型工事など、全般的に工事の進展が順調だったことなどから大幅な増収増益となった。期末配当は、昨年4月28日公表の配当予想に1株当たり特別配当5円を追加した47円。
各工事の売上高は、鉄道電気工事1091億6500万円(前期比7・6%増)、一般電気工事529億4300万円(27・9%増)、情報通信工事273億1900万円(4・9%増)、その他46億200万円(41・1%増)。
次期繰越高は、鉄道電気工事836億400万円(10・5%増)、一般電気工事730億6600万円(15・1%増)、情報通信工事167億1900万円(3・1%減)、その他3億2800万円(25・7%減)。
次期の業績予想は、鉄道各社の収入回復に伴い設備投資の増加が見込まれることなどから、売上高2051億6000万円(5・7%増)、営業利益146億7000万円(9・1%増)、経常利益158億3000万円(6・2%増)、当期純利益105億円(4・6%増)。期末配当は前期実績の普通配当を8円増配して50円の予想。
=4月30日発表=
【日本電設工業(連結)】4月30日
売 上 高194,031( 12.7)
営業利益 13,448( 39.2)
経常利益 14,900( 36.7)
当期純利益 10,042( 40.0)
単位百万円、カッコ内増減%
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