日本旅行業協会 第68回定時総会
日本旅行業協会(JATA)は19日、東京都内で第68回定時総会を開催した。
冒頭、あいさつに立った髙橋広行会長(JTB会長)は、高付加価値商品、サステナブルに寄与するツアー、アドベンチャートラベルの重要性に触れつつ、「協調と共創による業務効率化、休み方の改革は需要拡大につながる大きな施策。(旅行者にとっても)より安価で混雑を避けて旅行できる。旅行業は将来にわたる成長産業であり、人材確保に果敢に取り組んでいくが、根幹であるコンプライアンスの徹底をお願いしたい」と述べた。
続いて、来賓の髙橋一郎観光庁長官があいさつし、昨年の公的事業の不正受給などについて「誠に遺憾。JATAが先頭に立ち、再発防止策を着実に進めていただきたい」とした上で、観光について「皆さまの力添えでインバウンドを中心に力強い回復基調にある。今後の発展には、業界で働く方にとっても魅力あることが必須。引き続き観光産業の生産性向上に取り組む」と話した。
総会では、2023年度の事業・収支決算を報告。24年度は引き続き、有識者委員会の助言を受けながらコンプライアンスを徹底する。能登半島地震からの復興にも注力するほか、高付加価値商品の造成、持続可能な観光の推進などに取り組む。
新任役員は次の通り。
運営役員=名鉄観光サービス代表取締役社長岩切道郎、ANA X代表取締役社長神田真也、ワールド航空サービス代表取締役社長菊間陽介、エムオーツーリスト代表取締役社長坂西豊、JR東日本びゅうツーリズム&セールス代表取締役社長高橋敦司(28日就任予定)、ブルーム・アンド・グロウ代表取締役橋本亮一
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