東日本鉄道OB会 第20回総会
東日本鉄道OB会は16日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで「第20回総会」を開催した。役員をはじめ各地方本部長ら約80人が出席し、2023年度活動報告・決算書、24年度活動方針・予算書などを全会一致で承認した。
OB会のまとめによると、今年3月31日時点の個人会員数は1万9616人。この1年間で新規に844人が入会したが、死亡・退会者は2241人で、1397人減少した。総会では冒頭、昨年度に亡くなった1008人(準会員を含む)に哀悼の意を表して、出席者全員で黙とうをささげた。
中村弘之会長は「OB会活動を楽しく充実させる、JRへの応援をする、会員増強や次のリーダーづくりなどサステナブルなOB会にする、この3点をお願いしたい。コロナ禍の厳しい時代を終え、新しい発展の礎をつくるべく力を合わせて頑張っていこう」とあいさつした。
続いて、「役員功労」「会員増強」「JR増収協力」「清掃美化」「事故防止」「福祉関係」「レクリエーション活動関係」に関する団体・個人の表彰を行い、それぞれの代表者に中村会長が表彰状を手渡した。
本年度は▽魅力ある親しみやすいOB会の構築▽会員増強活動▽JRグループへの協力活動▽地域社会との共生▽シニアサポート制度の拡充▽他鉄道OB会への協力――を柱に活動を進めていく。
総会終了後には、喜㔟陽一JR東日本社長、笠原悦夫JR東日本健康推進センター所長による講演などがあった。
役員人事は次の通り。
常任理事=表輝幸(ルミネ社長)、大泉正一(JR東日本運輸サービス社長)、江草茂(日本リーテック社長)、西條清和(仙台地方本部長)、髙橋健二(千葉地方本部長)
理事=小澤裕(JR中央線コミュニティデザイン社長)、森山英彦(JR東日本ステーションサービス社長)、大西精治(JR東日本コンサルタンツ社長)、中西雅明(ユニオン建設社長)、大内敦(東日本電気エンジニアリング社長)、 吉澤淳(京葉臨海鉄道社長)
監事=大貫和夫(八王子地方本部)、二見一(千葉地方本部)
退任=(常任理事)髙橋眞、坂本浩行、田邊昭治、新妻博敏、桑折德(理事)髙橋好一、北村壽秀、栗田敏寿、福田泰司、黒岩雅夫、神立哲男(監事)宮田朋衛、髙橋健二
■ 吉澤淳(吉=土口)
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