24年3月期決算 京浜急行電鉄
レジャー回復で増収増益【京浜急行電鉄】
各事業でローコストオペレーションを推進したことに加え、昨年10月の運賃改定、分譲地・分譲マンションの粗利益増加、レジャー・サービス事業や流通事業の需要回復などで増収増益となった。当期純利益は、品川駅西口地区の開発に絡む土地持ち分一部譲渡で大幅増益。次期は増収を想定するが、固定資産売却益の反動減で当期純利益は大幅な減益となる見込み。
交通事業は売上高1102億2500万円(前期比11・6%増)、セグメント利益108億4100万円(前期は7億700万円の赤字)。単体の鉄道輸送人員は定期4・7%増、定期外9・8%増、合計7・1%増。旅客運輸収入は定期8・9%増、定期外16・0%増、合計13・4%増。
不動産事業は、粗利増と物件の賃料改定などで売上高606億5100万円(19・9%増)、セグメント利益96億6000万円(47・1%増)。レジャー・サービス事業は、ビジネスホテルの稼働率・客室単価上昇で売上高299億2200万円(9・3%増)、セグメント利 益45億6800万円(115・7%増)。
流通事業は売上高724億5000万円(2・8%増)、セグメント利益20億8600万円(98・5%増)。建設業などその他の事業は売上高461億6200万円(5・8%増)、セグメント利益15億3000万円(23・7%減)。
次期の業績予想は売上高3054億円(8・8%増)、営業利益300億円(7・0%増)、経常利益278億円(2・1%減)、当期純利益168億円(79・9%減)。
=10日発表=
【京浜急行電鉄(連結)】10日
売 上 高280,624( 10.9)
営業利益28,040(159.2)
経常利益28,402(132.2)
当期純利益83,750(429.5)
単位百万円、カッコ内増減%
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