24年3月期決算 京阪ホールディングス
内外需要取り込み増収増益【京阪ホールディングス】
運輸業やレジャー、サービス業を中心に回復が進む国内需要やインバウンド需要を取り込み、増収増益となった。次期は引き続き増収増益を見込んでいる。
運輸業は、鉄道・バスの輸送人員増加、鉄道駅バリアフリー料金制度の導入などが寄与して、売上高890億4600万円(前期比10・0%増)、セグメント利益92億800万円(33・7%増)。京阪電気鉄道の輸送人員は定期3・7%増、定期外10・2%増、合計6・8%増。旅客運輸収入は定期6・5%増、定期外13・7%増、合計11・2%増。
不動産業は、開発案件のホテル売却やマンション販売の増加などで売上高1388億6000万円(15・6%増)、セグメント利益201億7100万円(14・9%増)。流通業は、百貨店のインバウンド需要回復、ストア業の新規開業効果などで売上高534億3900万円(5・5%増)、セグメント利益27億7100万円(47・5%増)。
レジャー・サービス業は、ホテル業回復や昨年3月に開業したホテル京阪なんばグランデの通期寄与、観光船業の需要回復などで売上高349億7600万円(52・9%増)、セグメント利益32億6500万円(前期は38億3600万円の赤字)。ビオスタイル、カード事業などその他事業は売上高45億7800万円(25・1%増)、セグメント損失8億3700万円(3億9300万円改善)。
次期の業績予想は売上高3060億円(1・3%増)、営業利益355億円(4・7%増)、経常利益340億円(2・7%増)、当期純利益255億円(2・5%増)。=10日発表=
【京阪ホールディングス(連結)】10日
売 上 高302,147( 16.2)
営業利益33,904( 65.5)
経常利益33,111( 61.8)
当期純利益24,890( 41.2)
単位百万円、カッコ内増減%
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