交通新聞社 電子版

JR西日本 「大阪駅タイムトラベルステーション」 11日から150周年記念イベント

2024.05.08
キャンペーンの第1弾のビジュアルイメージ(JR西日本提供)

 JR西日本と同社グループの大阪ターミナルビル、大阪ステーションシティ(OSC)連絡協議会は11日から、「THE OSAKA STATION」キャンペーンの第1弾として、大阪駅開業150周年記念イベント「大阪駅タイムトラベルステーション~時間の旅へ出かけよう!~」を開催する。非日常体験イベントを通じて、来場者に大阪駅発のドキドキワクワクを提供。開業150周年の節目を盛り上げる。

 現在の大阪駅は5代目の駅舎。初代大阪駅は1874年5月11日の神戸―大阪間開業に合わせて開設された。同キャンペーンでは期間中、OSC各所でさまざまなイベントを展開する。期間は最長11月4日まで。

 大阪駅150年の歴史と未来をテーマにしたドラマチックな謎解き周遊ラリー「大阪駅×ドラマチック謎解きゲーム タイムトラベルステーションの謎」は、謎解きゲームを企画・制作する「よだかのレコード」とコラボレーション。同駅と鉄道にまつわる人々の150年の〝夢〟を巡る。過去編「夢の150年物語と隠された謎」(11日~10月31日)と、未来編「幻の150番ホームと未来へのきっぷ」(8月1日~同)の2種類を用意した。

 参加には、JR西日本公式産直オンラインショップ「DISCOVER WEST mall」またはイープラスで本編キット(1000円)を購入。過去編と未来編の両方に参加できる。

 OSCでキットを受け取り後、ストーリーを読みながら大阪駅構内を探索。キーワードをウェブサイトに入力し、指示に沿って謎を解き明かしていく。両編の謎をクリアすると、抽選でホテルグランヴィア大阪の食事券5000円分などを進呈する。

 AR(拡張現実)体験イベント「AR大阪鉄道博物館」は、OSCの各広場に設置された「不思議な駅名標」にスマートフォンをかざすと、過去から現在まで人気を博した車両がスマホ上に飛び出し、広場内で動きのある展示を体験できるとともに、車両と記念写真を撮れる。

 車両は500系新幹線521形(時空の広場)、クハ489形(アトリウム広場)、SL1800形(カリヨン広場)、クハ86形(旅立ちの広場)。7月下旬ごろにクハ103形とスロネフ25形、8月下旬ごろにSL230形と0系21形を追加する。11月4日まで。

 このほか、鉄道育成ゲームアプリ「SODATETSU(ソダテツ)」の限定車両(ソダテツ)やOSC内の各店舗で使える特典クーポンを獲得できる企画「大阪ステーションシティ×ソダテツ 大阪駅QRラリー」(10月31日まで計5回)や、駅構内をアートで彩る「Osaka Art&Design 2024×大阪駅開業150周年」(今月29日から)、ホテルグランヴィア大阪の記念宿泊プランなどを展開する。

 開業当日の11日は、14時からオープニングセレモニーを実施し、JR西日本吹奏楽団が特別演奏。15時からトークセッションとクイズ大会を行う。

 今後のイベントでは、小学生対象の仕事体験イベント「大阪ステーションシティ キッズウィーク」(8月予定)、没入型XR(クロスリアリティー)体験イベント「タイムトラベルエクスプレス」(秋ごろ)などを予定している。

検索キーワード:JR西日本

1,519件見つかりました。

61〜80件を表示

<

>