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JR西日本 「神戸~大阪鉄道開業150周年プロジェクト」4月始動

2024.02.19
プロジェクトのロゴマーク(JR西日本提供)

 5月11日、両駅で記念式典 約半年にわたり多彩な企画展開

 JR西日本は14日、4月から「神戸~大阪鉄道開業150周年プロジェクト」をスタートさせると発表した。神戸―大阪間の鉄道が開業してから5月11日に150周年を迎えることに合わせた取り組みで、利用者や地域の人たちに感謝し、キャッチコピーを「あしたに、つなぐ。」と定め、さまざまな企画を展開する。期間は半年程度を予定。開業日当日の5月11日には神戸駅と大阪駅で記念式典を開催する。

 神戸―大阪間の鉄道は1874年5月11日に開業。国内では、1872年10月14日に開業した新橋―横浜間に次いで2番目、関西では初めての開業だった。150周年を迎える駅は、神戸、三ノ宮、住吉、西宮、尼崎、大阪の6駅。

 イベント関係では、5月11日に神戸駅で出発式と記念式典、大阪駅・大阪ステーションシティ5階「時空(とき)の広場」で記念式典と記念イベントを開催。夜には神戸駅で、駅側面を活用したプロジェクションマッピングを行う。

 また、沿線自治体などと協力して8駅で「鉄道とまちの歴史パネル展」を実施。京都市の京都鉄道博物館では、150周年を記念した企画展を開く。鉄道専用SNS「Railil(レイリル)」では、同区間の鉄道にまつわる思い出の写真やエピソードをアプリ内で募集するキャンペーンを行う。

 このほか、同社公式オンラインショップ「DISCOVER WEST mall」での6駅の記念入場券発売、WESTERアプリを活用した「神戸~大阪鉄道開業150周年記念企画!沿線地域をつなぐデジタルスタンプラリー」、JR神戸線を走行する車両が多く在籍する網干総合車両所の見学ツアー(5月12日)、交通新聞社発行の月刊誌「鉄道ダイヤ情報」でのフォトコンテストなども予定する。

 商品関係では、150周年記念弁当や、地元企業との連携による地域と鉄道の歴史を感じるようなオリジナル商品を発売する。各取り組みの詳細は決まり次第、今月14日に開設した専用ホームページなどに掲載していく。

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