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JR西日本 「白山市立高速鉄道ビジターセンター」(トレインパーク白山)3月13日オープン

2024.02.28
㊤「新幹線 学びと体感エリア」のイメージ㊦北陸新幹線を間近で見ることができる「屋上 展望エリア」のイメージ(JR西日本提供)

 北陸新幹線、体感し学ぶ 走行車両間近に 展望エリア

 石川県白山市とJR西日本は22日、北陸新幹線の車両基地である白山総合車両所の隣に「白山市立高速鉄道ビジターセンター(愛称・トレインパーク白山)」を3月13日にオープンすると発表した。有料の「新幹線 学びと体感エリア」「こども あそびエリア」「新幹線 見学エリア」と、無料の「観光情報・おみやげエリア」「屋上 展望エリア」で構成。北陸新幹線の技術と車両基地を広く紹介するとともに、同市と能美市、野々市市、川北町の広域的な観光振興、にぎわいの創出を図る。

 建物は鉄骨造り5階建て、敷地面積1万3404平方㍍、延べ床面積3959平方㍍。駐車場97台。北陸線加賀笠間駅から徒歩15分。同駅からはシャトルバス(約5分)を1時間に1本間隔で運行する。運賃は小学生以上100円。

 1階は、観光情報の発信や4市町の特産品販売を行う「観光情報 おみやげエリア」(無料)と、「新幹線 学びと体感エリア」。体感エリアは「ここでしか見られない、体験できない」をコンセプトに、知られざる北陸新幹線の魅力とそれを支える人たちを紹介する。実際に使われていた台車やパンタグラフを展示し、運転シミュレーターもある。

 3階は白山市の自然をテーマに絵本の世界を旅するような体験を提供する「こども あそびエリア」、4階は同車両所と連絡橋で結ばれており、デッキから新幹線の点検作業を見学できる「新幹線 見学エリア」となる。

 5階は、走行する新幹線を間近に見られる「屋上 展望エリア」。屋上展望台も設置され、白山を眺望することも可能。2階は機械設備フロア。

 入館料は大人500円、中学生以下の子どもは無料。運転シミュレーターの利用料金は大型300円、小型100円。開館時間は9~17時(最終入館は閉館30分前まで)。休館日は水曜日(祝日の場合は翌日)と12月29日~1月3日。季節などにより開館時間と休館日の変更を行う場合がある。

 入館券は、ウェブチケットストア「Webket」で来館月の前月1日0時から前日23時59分まで事前発売する。当日発売は同センター内。チケットストアで事前に完売した場合、当日発売は実施しない。

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