JR西日本 株式分割、定款の一部変更へ
JR西日本は10月31日の取締役会で、2024年4月1日を効力発生日とする株式分割とそれに伴う定款の一部変更を行うことを決議した。
株式分割は、投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることを目的に実施。来年3月31日の最終株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき2株の割合で分割する。発行可能株式数は8億株から16億株に変更する。併せて、株主優待制度の株主優待鉄道割引券発行基準の一部変更と、長期保有株主にWESTERポイントを進呈する制度の新設を行う。
株主優待鉄道割引券は、毎年3月31日最終の株主名簿に記録された株主に対して、保有株式数に応じて年1回発行しているが、25年3月31日最終の株主名簿に100株以上保有の記録がある株主にも発行する。
新設のWESTERポイント進呈制度では、毎年3月31日(25年3月31日以降)の最終株主名簿に記録された、同社株式を2単元(200株。分割前の100株)以上保有し、かつ1単元を継続して3年以上保有している株主を対象に、毎年1000ポイントを進呈する。株式保有期間の判定は25年3月31日から過去にさかのぼって行う。
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