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令和6年能登半島地震 鉄道関係の被害状況(4日12時時点)

2024.01.05

 5路線で運転見合わせ

 1日夕に発生した「令和6年能登半島地震」で、国土交通省がまとめた旅客鉄道関係の被害状況(4日12時時点)によると、3事業者5路線で運転を見合わせている。

 同地震は、1日16時10分ごろに石川県能登地方で発生した最大震度7(マグニチュード7・6)の地震とその後の揺れを含む一連の地震活動。能登地方では現在も被災状況の確認が続いている。

 JR東日本管内では、越後線内野―新潟大学前間で道床が陥没し、越後赤塚―関屋間で運転を見合わせている。同社は6日昼ごろの運転再開を予定。

 JR西日本管内では、氷見線能町―伏木間で路盤損傷、大糸線頸城大野―根知間でレール損傷の被害があり、七尾線は羽咋駅ホームの損傷などが確認されている。氷見線高岡―氷見間、大糸線南小谷―糸魚川間は運転を見合わせており、氷見線は6日始発から、大糸線は同日午後以降の運転再開を予定。七尾線高松―和倉温泉間は再開の見込みが立っていない。

 のと鉄道七尾線は穴水駅のレール損傷などが確認されており、9日から鉄道建設・運輸施設整備支援機構の鉄道災害調査隊による調査が行われる予定。

 このほか、JR貨物は氷見線と新湊線高岡―高岡貨物間の運転を中止しており、6日に運転再開予定。

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