JR西日本 「あめつち」運転区間を拡大 木次線/城崎温泉コース追加
沿線の魅力発信周遊観光のセットも
JR西日本は4月から、山陰線の観光列車「あめつち」について、従来の鳥取―出雲市間に加え、新たに同線米子―宍道―木次線出雲横田間、山陰線鳥取―城崎温泉間でも走らせる。それぞれ島根県雲南市と奥出雲町の豊かな自然に癒やされるコース、美しい日本海や地形が楽しめるコースとして運転し、さらなる沿線の魅力発信と地域活性化を図る。
「あめつち」は、2018年7月にデビューした2両編成の観光列車。車体は山陰の海、空をイメージした紺碧(こんぺき)色で、山陰の山並みと「たたら製鉄」にちなんだ「刃文」を表現した銀色の帯模様などがあしらわれているのが特徴。
9月までの運転計画によると、米子―出雲横田間では一部の日・月曜日の計22日間、各日1往復運転。ダイヤは下りが米子発8時17分、出雲横田着11時21分。上りが出雲横田発12時3分、米子着15時27分。途中停車駅は安来、松江、玉造温泉、宍道、木次で、上りは出雲三成にも停車する。
下りの木次、上りの出雲三成ではいずれも約10分間停車。木次では地元の人たちによるおもてなしがあり、出雲三成では併設の「仁多特産市」で地元産品の買い物などを楽しめるようにする。併せて、「あめつち」乗車とセットした周遊観光コースも地元と連携して用意する。
山陰線鳥取―城崎温泉間では、一部の土・日曜日の計17日間に各日1往復運転。ダイヤは、上りが鳥取発9時、城崎温泉着10時48分。下りが城崎温泉発12時27分、鳥取着14時19分。途中停車駅は岩美、浜坂。
また、余部橋りょうの西側にある餘部駅では、乗客に高さ約40㍍の同橋りょうからの日本海の景色を車外に出て堪能してもらうため、上下列車とも約5~10分停車する。新規の乗降はできない。
「あめつち」の乗車には、乗車券のほかに指定席グリーン券が必要。大人片道の運賃・料金の合計は、米子―出雲横田間2980円、鳥取―城崎温泉間2340円となる。
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