24年度入社式 JR西日本
【JR西日本】
1日10時から、初の「グループ入社式」を大阪府吹田市内の大学のアリーナで行い、同社グループ52社(オンライン参加7社を含む)の計約2000人の新入社員が参加した。開式前には、福知山線列車事故の被害者に対して黙とうした。
本年度のJR西日本の新入社員は891人。内訳は、総合職114人、高専卒55人、プロフェッショナル職698人、医療24人。ほかに社会人採用(昨年4月2日~今年4月1日入社)として729人を採用している。
あいさつに立った長谷川一明社長は、同社グループの目指す姿として、安全性向上に向けた取り組みの重要性を強調するとともに、「長きにわたるコロナ禍を経て、暮らし方、働き方など人々の意識が大きく変化し、気候変動、人口減少など社会課題も明確になってきている。そうした中で、多くのお客さまとの接点、地域とのつながりを持つ当社グループは、お客さまの視点でこの結び付きを進化させることで、これまで以上の役割を果たしていくことができると考えている」と力を込めた。
さらに、グループ会社間や系統間の連携をより積極的に行いながら、安全性やサービス品質の向上を図ることや、日々の業務に精励する過程での改善の追求、さまざまなパートナーと協力してイノベーションを生み出すなど、一歩踏み出して挑戦する姿勢を求めた上で、「日々の仕事と当社グループの目指す姿を重ね合わせて考動し、誇りを持って仕事に取り組んでほしい。新たな未来の主人公は皆さん一人一人。共に頑張っていこう」と呼び掛けた。
続いて、鉄道、物販飲食、ホテル、ショッピングセンター、不動産の各カンパニーの新入社員を代表して、和田理紗子さん(JR西日本)、米原梨子さん(ジェイアール西日本デイリーサービスネット)、長尾香穂さん(ジェイアール西日本ホテル開発)、寺田岳人さん(JR西日本SC開発)、北平陽成さん(JR西日本不動産開発)の5人がそれぞれ決意表明を行った。この後、ウエルカムイベントとして、応援団が新入社員に対してエールを送った。
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