JR西日本など 「サスティナMOVE@脱炭素エキデン365」 市民のモーダルシフト実現目指す
「環境貢献量」を可視化
JR西日本、阪急阪神ホールディングス、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、大阪シティバスの公共交通事業者4社とソーシャルカンパニーのスタジオスポビー(東京都中央区)は25日、今年9月ごろから大阪・関西万博開幕当日の来年4月13日まで、市民のモーダルシフトを促す実証プロジェクト「サスティナMOVE@脱炭素エキデン365」を実施すると発表した。移動手段ごとの二酸化炭素(CO2)排出量を計測し、「環境貢献量」を可視化することで、自家用車から公共交通機関への移動手段の変容(モーダルシフト)を図る。
大阪府とスタジオスポビーは今年4月14日から来年4月13日まで、万博開幕までの1年間に、官民連携で市民一人一人の行動変容によりCO2排出抑制を図る「脱炭素エキデン365」プロジェクトを展開している。万博をきっかけとしたCO2削減努力を行い、脱炭素社会に向けたレガシーとする「EXPOグリーンチャレンジ」の実現を目指す。
同プロジェクトには、既にJR西日本や大阪メトロ、阪急阪神ホールディングスなど全国数百社、10万人強の従業員が参加。スタジオスポビーのエコライフアプリ「SPOBY(スポビー)」を活用して、脱炭素活動を計測し、CO2の抑制に取り組んでいる。
例えば、公共交通機関の利用をはじめ、歩行や自転車での代替移動、マイボトルの活用、リモートワーク、オフィスの階段利用など、さまざまな環境アクションによる脱炭素量を見える化。たまった脱炭素スコアはご褒美特典と交換できる。万博開幕までの1年間で約1000㌧のCO2排出抑制が目標。
今回の実証プロジェクト「サスティナMOVE@脱炭素エキデン365」は、スタジオスポビーが実施主体、同エキデンに参加している公共交通事業者(グループ会社を含む)の協力。
エキデンに参加している市民ユーザーらを対象に、移動経路や手段を自動で検出して、公共交通機関への移動手段の変容量を計測。モーダルシフトは環境貢献活動に紐づくため、そのパフォーマンスデータを数値で見える化し、評価の対象とする。
参加する公共交通事業者は、25日現在でJR西日本、阪急電鉄、阪神電気鉄道、阪急バス、神戸電鉄、大阪メトロ、大阪シティバスの7社。事業者は今後も増える予定。各社が連携して、持続可能な社会の実現を目指す。
検索キーワード:JR西日本
1,519件見つかりました。
421〜440件を表示
-
2024.07.17 JR西日本グループ 営業・事業・車両
大阪ステーションホテル、オートグラフ 上質なアフタヌーンティーを提供
「JPタワー大阪」の高層階で31日に開業するJR西日本ホテルズの新ホテルブランド「THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Coll
-
2024.07.17 JR共通(グループ) 予定・計画・施策
JR西日本・JR四国 「マリンライナー」指定席料金見直し
JR西日本とJR四国は16日、10月1日乗車分から、快速「マリンライナー」(岡山―高松間)の普通車指定席料金とグリーン料金の見直しを行うと発表した。
-
2024.07.17 JR西日本グループ 予定・計画・施策
JR西日本SC開発 「ルクア大阪」でワークショップ
JR西日本SC開発は、大阪駅直結のファッションビル「ルクア大阪」で8月1日から4日まで、「今日をちょっといい日にする体験 LUCUA osaka WORKSH
-
2024.07.16 JR西日本グループ 予定・計画・施策
JR西日本コミュニケーションズなど ソダテツにJR四国の人気車両が仲間入り
JR西日本コミュニケーションズとJR西日本イノベーションズが企画、ジェイコンテンツが運営する鉄道育成ゲームアプリ「ソダテツ(SODATETSU)」に、JR四国
-
2024.07.16 その他業種分類 記録・調査・統計
月間日誌 24年6月
【国土交通省関係】 国土交通省が2024年版「交通政策白書」を公表(18日) 国交省が24年版「首都圏白書」を公表(18日) 観光庁が24年版「観光白書」を公
-
2024.07.16 JR西日本 予定・計画・施策
JR岡山支社 津山駅 9月21日から「ICOCA」導入
JR西日本中国統括本部岡山支社は9月21日、津山駅でICカード乗車券「ICOCA」の利用を開始する。津山線岡山、法界院駅に次いで3駅目。
-
-
2024.07.16 運輸関連団体 予定・計画・施策
関西鉄道協会・JR西日本など16社局 エスカレーターの安全利用呼び掛け
関西鉄道協会は、JR西日本など関西の鉄道事業者16社局と共に、エスカレーターの安全利用を促進する啓発活動を実施する。
-
2024.07.12 JR西日本 記録・調査・統計
JR西日本 24年5月運輸取扱収入 前年比7.2%増
JR西日本がまとめた5月の運輸取扱収入(前年同日比、速報)は、近距離券103・0%、中長距離券110・8%、定期券100・5%の合計107・2%となった。
-
2024.07.11 JR共通(グループ) 予定・計画・施策
JRグループ旅客6社など 「大阪DC」全国宣伝販売促進会議
JRグループ旅客6社と大阪デスティネーションキャンペーン推進協議会(事務局=大阪府、大阪市、堺市、大阪観光局)が2025年4~6月に展開する大型観光キャンペー
-
2024.07.11 JR西日本グループ 予定・計画・施策
JR西日本不動産開発 東京都中央区内の「日本橋ノーススクエア」を取得
JR西日本不動産開発は、収益用不動産として東京都中央区のオフィスビル「日本橋ノーススクエア」を取得した。 所在地は同区日本橋堀留町1ノ4ノ2。
-
2024.07.11 その他業種分類 コラム・企画類
交通ニュースアイ JR渋谷駅改良プロジェクトなど受賞 23年度土木学会賞決まる
北陸新幹線の金沢―敦賀延伸、相鉄・東急直通線の開業といった鉄道の新規プロジェクトで基盤を支えるのが土木技術です。