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津田電気計器 バンコク「Asia Pacific Rail 2024」に出展

2024.06.18
故障点標定装置と故障選択装置、連絡遮断装置の3点を出展(津田電気計器提供)

 故障点標定装置など3点

 国内外の事業者・メーカーと意見交換、商談・交流など盛況

 JR西日本グループの津田電気計器(大阪府箕面市)はこのほど、タイ・バンコクのバンコク国際展示場で2日間開かれた「Asia Pacific Rail 2024」に、故障点標定装置と故障選択装置、連絡遮断装置の3点を出展した=写真=。鉄道事業者やメーカーとの意見交換、商談、参加者同士の交流など盛況を見せ、同社の海外展開加速に向けた足掛かりの機会となった。

 故障点標定装置は、架線の地絡故障などが発生した際、故障発生箇所までの距離を計算して表示する。故障選択装置と連絡遮断装置は、1951年の桜木町事故を契機に開発され、事故電流を検出するほか、対向する変電所の遮断器を迅速に連絡遮断させることで被害の拡大を防ぐ。

 ブース内では、パネルを展示するとともに、使用時のデモンストレーションの様子などをモニターで放映。また、同社社員が「日本における直流き電回路保護の革新と、新幹線および在来線における故障点標定装置に関する世界的な洞察」と題して講演。同社製品が必要とされてきた背景なども掘り下げて解説し、来場者は同社製品への理解を深めていた。

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