ジェイアール東日本企画など マストラムで「駅エリアデジタルサイネージJR6社ネットワークセット」販売へ
6大都市圏での放映が可能に
ジェイアール東日本企画(jeki)とJR北海道ソリューションズ、JR東海エージェンシー、JR西日本コミュニケーションズ、ジェイアール四国企画、JR九州エージェンシーは今秋、jekiが提供するプラットフォーム「MASTRUM(マストラム)」で、「駅エリアデジタルサイネージJR6社ネットワークセット」の販売を開始する。札幌・首都圏・名古屋・京阪神・四国・九州の6大都市圏の駅での放映が可能となり、対象駅や面数が飛躍的に増加。6社セットで全国をカバーした配信が効率良くできるようになると期待されている。
マストラムは、国内全般のあらゆるOOH(Out Of Home、交通広告や屋外広告)メディアを対象とした取引を可能にするプラットフォームで、昨年10月にJR東日本の駅・車両メディアでサービスを開始。先端技術と独自データを基に構築され、将来的には40万面以上となる日本最大級の広告在庫を目指している。
国内OOHメディアをはじめとするさまざまなメディアのDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させ、「広告費用対効果の可視化」「媒体取引のオートメーション化」など、新たな価値を市場に提供。全国の鉄道会社、街ナカ、オンライン、メタバースなどの各種媒体を横断的にプランニングすることで、広告主へは高効率・高付加価値な広告展開を、メディアオーナーへは新たな広告主からの出稿機会創出を実現する。
JR6社ネットワークセットの対象は今年上期現在、38駅62エリア647面に上る。内訳は▽JRタワー札幌ピラービジョン&JR札幌駅サツエキビジョン(札幌)▽J・ADビジョンステーションネットワーク(新宿、五反田、東京、秋葉原、高輪ゲートウェイ、品川、池袋、巣鴨、大宮、浦和、横浜、桜木町、吉祥寺、西武鉄道高田馬場、有楽町、赤羽、恵比寿、上野、八王子)▽J・ADビジョンCentral新幹線東名阪セット(東京、名古屋、新大阪)▽J・ADビジョンWEST京阪神ネットワークセット(大阪、京都、三ノ宮、天王寺、新大阪、京橋)▽J・ADビジョン四国(高松、松山、徳島、高知)▽九州デジタルセット(博多、小倉、佐賀、長崎、熊本、別府、鹿児島中央)。
販売方法は、放映タイミングを朝帯(各社開始時刻~10時)、昼帯(10~18時)、夜帯(18時―各社終了時刻)から選択できるフレキシブル販売とする。実施後には広告接触者(インプレッション数など)の配信レポートを提供する。
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