JR東日本東北野球部 仙台市から「賛辞の楯」
仙台市は10日、第95回都市対抗野球大会で準優勝したJR東日本東北野球部(仙台市代表)に対して「賛辞の楯」を贈呈した。賛辞の楯は、同市に関係が深い個人・団体で、芸術・文化・スポーツ・その他の分野における優れた活動、業績により、広く市民に感銘を与え、市のイメージアップに大きく貢献した人たちに贈られる。
同部は、7月19~30日に東京ドームで開催された同大会で、JR西日本、日本製鉄かずさマジック、三菱重工West、西濃運輸の各チームを破って決勝まで進出し、宮城県勢初となる準優勝を成し遂げた。
この日は市役所応接室で贈呈式が行われ、同部の荒井亮介部長(JR東日本東北本部企画総務部長)、西村亮監督、菅野赳門主将、大島恭平マネージャー、郡和子市長らが出席。
あいさつに立った荒井部長は、贈呈に対して謝意を表すとともに、「地域の皆さまにますます応援していただけるチームになるよう励んでいきたい」とあいさつ。西村監督は「本来は優勝して、表彰をいただけたらと思うが、それでも私たちにとっては過去最高の成績であり、この夏はいろいろな方々の応援があって成果を出せた」と振り返った。
郡市長は「全国の強豪を相手に次々と勝利を重ねていく活躍ぶりに、市民も大いに勇気、元気をいただいた。これからも練習を積まれて、優勝という悲願に到達するように頑張っていただきたい」とお祝いの言葉を述べた。この後、郡市長から菅野主将に賛辞の楯が手渡された。
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