JR東日本 東京駅で「かがやき」出発式 北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業で
東京発敦賀行き初列車「かがやき501号」の運転に合わせ、東京駅22番線ホームで5時50分ごろから出発式が行われ、JR東日本の深澤祐二社長、百瀬孝常務執行役員・首都圏本部東京駅長・同本部東京営業統括センター所長、JR西日本の緒方文人副社長・地域まちづくり本部長、尾﨑正直国土交通大臣政務官、三宅正寿鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事、石川県出身でJR東日本の企業広告に出演する俳優の浜辺美波さんらが出席した。
深澤社長は「北陸新幹線の金沢―敦賀間が開業し、富山、石川、福井の3県がいよいよ新幹線でつながる。首都圏や信越地方から北陸地方への流動がさらに活発になり、北陸間での交流がより深まることを期待している」とあいさつ。
尾﨑政務官は「北陸地域へ多くの皆さまに足を運んでいただき、能登半島地震からの復旧・復興の大きな原動力となってさらなる発展の礎となることを期待する」、三宅理事は「北陸新幹線が多くの方に利用され、沿線地域の活性化や日本経済の発展に寄与し、能登半島地震からの復興に資することを祈る」と、それぞれ祝辞を述べた。
浜辺さんは、北陸の魅力として食を挙げ、「季節ごとにおいしくて心が満たされる食がとても多い。いろいろな季節に訪れて」と呼び掛けた。
続いて、百瀬駅長、緒方副社長らによるテープカットが行われ、百瀬駅長と浜辺さんの出発合図で「かがやき501号」が定刻の6時16分、関係者らが見守る中を敦賀に向けて出発した。
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