JR西日本・NTTデータ関西 業務提携を締結 ソリューション拡販・共創で
JR西日本とNTTデータ関西は16日、ソリューションの拡販・共創に向けた販売業務提携を締結したと発表した。データアナリティクス分野を中心に、両社のソリューションを相互にクライアントへ提案することを可能として、ビジネスを拡大するとともに、社会課題解決の取り組みのさらなる推進を図る。
NTTデータ関西は、NTTデータグループとしてITサービスの導入を中心に活動している。JR西日本では、イノベーション活動で得られた技術やノウハウ、同社直轄の社員で構成するデータアナリティクスチームが作り出すAI(人工知能)ソリューションなどの訴求により、社会課題の解決を図る取り組みを加速させている。
これまで両社は、業務効率化やサステナビリティーに関連する分野で取引関係にあったが、近年はデータアナリティクス領域を中心に互いのイノベーション活動に関する理解を深めており、「ソリューションを相互に理解した上で社会に提案し合える体制を築くことが最適」という考えから今回の業務提携を締結した。
両社は提携を通じ、ビジネスの拡大と、互いの強みを掛け合わせ補完し合うさらなるソリューションの開発や、新たな事業創出のような共創活動につなげることを目指す。提携の範囲は、NTTデータ関西の異音検知、現場の業務効率化促進にまつわるソリューション、JR西日本の画像認識、テーブルデータ分析にまつわるソリューションなどを中心とした販売業務の相互連携。
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