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JR西日本 兵庫DCアフターキャンペーン 7月から展開

2024.06.03
公式ガイドブックのイメージ(JR西日本提供)

 JR西日本とひょうご観光本部は7月1日から9月30日まで3カ月間にわたり、昨年7~9月に実施した「兵庫デスティネーションキャンペーン」(兵庫DC)のアフターキャンペーンとして、「未来へつなぐ 兵庫・夏の体験~兵庫テロワール旅~」を開催する。期間中、兵庫DCで好評を得た企画に新たな魅力を加え、兵庫ならではの特別企画を用意。全国から観光客の誘致を図る。

 キャンペーンの送客対象エリアは県内全域。二次交通等周遊施策として、今月1日に開業した水族館「神戸須磨シーワールド」(神戸市須磨区)など話題スポットの入館チケットがセットになった「(ICOCAでGO)ひょうご夏の体験デジタルパス(3日間用)」(大人5500円)や、神戸・姫路エリアのJR線自由周遊区間と世界遺産の姫路城、リニューアルされた神戸ポートタワー入場チケットなどがセットになった「(ICOCAでGO)神戸・姫路 夏の体験デジタルパス(2日間用)」(3300円)を、同社の観光ナビ「tabiwa by WESTER」で発売している。利用期間は7~9月。

 オープニングを記念して7月6日には、山陰線城崎温泉駅で特急「こうのとり5号」到着時にお出迎えのセレモニーを実施する。

 観光列車は、「うみやまむすび」を山陰線城崎温泉―餘部間で設定。7月13~15日、8月17、24、25日は「兵庫たじまの宝箱」として但馬の特産品とともにテロワールな列車旅を、9月12、13、18~20日は豊岡演劇祭とコラボレーションした「演劇列車」となる。

 8月17日には、「WEST EXPRESS 銀河」を神戸駅1番のりばに停車させ、車内やホーム上で「食」や「体験」など兵庫の魅力を楽しめるイベントを開催する。

 地域の観光素材関係では、昨年、世界遺産30周年を迎えた姫路城で、通常非公開の城の裏手である搦手(からめて)を期間限定で特別公開。工場地帯が広がる尼崎市南部臨海エリアでは、「尼ロック」と呼ばれる日本初のパナマ運河式の閘門(こうもん)をクルーズ船から間近に眺める「尼崎運河クルーズツアー」や、俳人の高浜虚子が命名した銘酒「小鼓(こつづみ)」の純米大吟醸3種を飲み比べるイベントなどを行う。

 期間中、JR神戸線を主な舞台に、電車に乗って県内の駅やスポットを巡りながらクイズに挑戦する「ひょうご夏の体験クイズラリー」を開催。各旅行会社では、JRと宿がセットになった各種プランを用意する。

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