JR西日本 「2024年度財務エキスパート研修」スタート
中核、指導的役割を期待
JR西日本は2日から、本年度の財務エキスパート研修を開始した。1989年にスタートし、今回で34回目。
同研修は、多様化する経理制度に対応できる質の高い経理スタッフの養成と、経理部門のエキスパートとして指導的役割を担える人財の育成を目的に、前期(今月23日まで)と後期(11月5~29日)の計約2カ月間実施。株式会社会計、法人税法、その他税法など経理業務に関する理論を中心に学ぶ。
受講生は、経理業務に携わる同社とグループ会社などの24人。EY新日本有限責任監査法人の会計士らが講師を務める。
初日は本社会議室で開講式が開かれ、小嶋裕之理事・経営戦略本部財務部長が「これまでに600人を超える修了生を輩出しており、当社グループにおける財務、経理の中核としてグループ各社で活躍している。皆さんは将来、経理部門で中核的な役割、そして指導的な役割を担うことを期待されている。誇りを持って研修に臨んでほしい。研修を通じて会計や税法を体系的に理解し、正しい知識を身につけるとともに、研修の仲間同士で互いに助け合い、今後の財産となる人的ネットワークを築いてほしい」と激励した。
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