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JR西日本 山陽新幹線 喫煙ルーム・喫煙コーナー廃止へ

2023.10.19

 JR西日本は17日、山陽新幹線における受動喫煙防止の取り組みとして、来年春をもって同新幹線車内の全ての喫煙ルームと駅の喫煙コーナーを廃止すると発表した。近年の健康増進志向の高まりや喫煙率の低下を踏まえた。

 同社では、健康増進法の趣旨にのっとり、社会や利用者からのニーズも踏まえながら、受動喫煙防止対策に取り組んでいる。駅の喫煙コーナーは、床・壁などで区画せず、灰皿のみを設置している喫煙可能な箇所を指す。

 廃止するのは、新幹線16両編成の普通車3、15号車、グリーン車10号車、8両編成の普通車3号車、7号車の喫煙ルームと、新倉敷、新尾道、三原、東広島、新岩国、徳山、厚狭、新下関駅の喫煙コーナー。

 また、廃止後の喫煙ルーム内には来年春以降順次、非常用飲料水を配備。万が一、駅以外の場所で長時間停車せざるを得ない状況になった場合でも、より迅速に乗客に配ることを可能とし、災害など緊急時の対応力強化を図る。

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