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JR東海・JR西日本 東海道・山陽新幹線「のぞみ」 GWの全席指定席は11日間

2024.01.16

 JR東海とJR西日本は12日、今年のゴールデンウイーク(GW)期間(4月26日~5月6日)の11日間、東海道・山陽新幹線東京―博多間の「のぞみ」全列車を全席指定席として運転すると発表した。

 両社は昨年9月、年末年始とGW、お盆の3大ピーク期には「のぞみ」全列車を全席指定席として運転すると表明。初回となった本年度の年末年始期間は12月28日―今月4日の8日間実施した。

 「のぞみ」は通常、16両編成の1~3号車を自由席としているが、指定席に切り替えることで、年末年始は普通車指定席の提供座席数が1列車当たり約3割増えた。これにより両社では「より多くのお客さまにご予約、着席して、自由席車両に乗車するためにホームなどで長い間お待ちいただく必要もなく、より快適にご旅行いただけた」と総括している。

 今年のGWでも、東海道新幹線東京―新大阪間では1時間当たり片道12本の「のぞみ」を走らせる「のぞみ12本ダイヤ」を活用。両新幹線の直通列車を増発して、多数の列車、座席を用意する。

 一方、「のぞみ」以外の東海道・山陽新幹線「ひかり」「こだま」、山陽・九州新幹線「みずほ」「さくら」は通常通り自由席を設定する。

 全席指定席期間の「のぞみ」は、新幹線定期券「FREX」「FREXパル」を含め、自由席に限り乗車できるきっぷの場合は着席はできず、普通車のデッキなどでの立ち席利用となる。

 東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス」(エクスプレス予約、スマートEX)では昨年10月に、最大で乗車1年前から同新幹線指定席の予約が可能になっており、両社では「予定が決まり次第、指定席を予約していただきたい」と呼び掛けている。

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