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JR東海・JR西日本 北陸新幹線延伸で名古屋発着「早特」商品を新設

2024.01.25

 お得なきっぷ新規設定、見直しや一部廃止も

 JR東海とJR西日本は、3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業に伴い、お得なきっぷの新規設定や見直し、一部廃止を実施する。

 新規設定するのは、JR西日本ネット予約「e5489」で通年発売する名古屋―北陸エリア間の早特商品「WEB早特7」。乗車日7日前までの予約で、設定区間の特急「しらさぎ」(名古屋―米原間)と北陸新幹線の普通車指定席、東海道新幹線「ひかり」「こだま」(同)の普通車自由席を利用できる。

 東海道新幹線名古屋―米原間で普通車自由席、そのほかは通常期の普通車指定席を利用した場合の所定運賃・料金と比べた発売額(大人片道)は、名古屋―敦賀間が1330円安い4030円、同―福井間が2040円安い5690円、名古屋市内―金沢間が1680円安い8170円など。発売は2月16日10時から、利用開始は3月16日乗車分から。

 見直しは2種類。「北陸観光フリーきっぷ」は、自由周遊区間の一部と発売額を変更する。名古屋発着は1万7220円(現行1万6230円)。訪日客向けの「高山・北陸エリア周遊きっぷ」は、高山―白川郷―新高岡間のバスが利用可能となる。

 廃止するのは、「北陸往復割引きっぷ」の福井県内着と石川・富山県内着、「名古屋往復割引きっぷ」の福井県内発と石川・富山県内発、「東京往復割引きっぷ(北陸発)」。利用終了日は3月15日。

 また、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス」(エクスプレス予約、スマートEX)限定で、米原発着の新幹線との同時購入を条件に、「しらさぎ」と北陸新幹線の普通車指定席を利用できる乗り継ぎきっぷを発売する。発売は「e5489」で2月16日10時から、利用開始は3月16日乗車分から。

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