元旦号 2024公民鉄 今年の話題 四国
伊予鉄郊外線に新造車導入
伊予鉄道は20252月(予定)から、郊外電車(横河原線、高浜線、郡中線)に新型車両「7000系」(3両編成)を導入する。バリアフリーへの対応や省エネの推進が狙い。軽量ステンレス車体、VVVF制御、回生ブレーキなどを採用し、使用電力を従来の700系(元京王帝都電鉄〈現京王電鉄〉5000系)比約50%削減する。
第1弾は2編成が登場し、27年2月(予定)までに毎年2編成、3年間で合計6編成(18両)を導入する計画。投資額は約39億円。環境省の国庫補助金を活用する予定。
市内電車(路面電車)と伊予鉄バスの松山空港リムジンバスでは今年3月(予定)から、JR西日本のICOCAを導入する。
高松琴平電気鉄道は、昨年まで相次いだ踏切トラブル対策として、踏切周辺機器の更新工事、点検強化などに取り組んでいるほか、安全推進対策室が中心となり、更なる対策を検討している。
老朽化した車両の代替については、25年度以降の導入を目指し、24年度中に更新用車両(新造または譲受)の設計検討に着手する。
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