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「大阪DC」関係者 滞在・周遊観光の深度化へ さらなる協力を要請

2024.04.16
35年ぶり2回目となるDCに向け意欲を示した関係者

 2025年4~6月に展開される「大阪デスティネーションキャンペーン」(大阪DC)まで1年を切った12日、大阪府、大阪観光局、JR西日本の関係者が東京・神田駿河台の交通新聞社本社を訪れて、大阪をはじめ関西エリアの観光振興に向けた情報発信などに関するさらなる協力を求めた。

 訪れたのは、大阪府府民文化部都市魅力創造局の増田將雄局長、同企画・観光課の和田隆一参事、大阪観光局の塩見正成マーケティング事業部長、福田貴正観光事業部観光コンテンツ開発担当主任、JR西日本マーケティング本部鉄道マーケティング部近畿営業部の福江直広部長、大久保留美社員、同東京営業部の石井裕久部長の7人。

 一行を代表して増田局長は大阪DC開催について「(エリア)認知度の向上、大阪への誘客を図る上では有意義な取り組みで期待している。(交通新聞社と)一緒に大阪、関西を盛り上げ、大阪の魅力を全国の方々に知っていただきたい。まずは一度訪れていただき、何回も行きたくなるような施策を進めていく。一人でも多くの方々に大阪ファンになっていただきたい」などと述べた。

 これに対し交通新聞社の伊藤嘉道社長は「大阪に向けて(首都圏から)人を動かせるかどうか。当社としてもこれまで以上にチャレンジングなDC」などと発言し、さまざまな媒体物を活用した情報発信に取り組んでいく考えを示した。

 大阪DCは1990年7~9月以来、35年ぶり2回目。期間中は来年4月13日~10月13日を会期とした「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)の機運醸成とともに、国内外から訪れる観光客には大阪府内の歴史、文化、食、エンターテインメントなどの魅力を紹介し、周遊・滞在観光につなげていく。「来てな! OSAKA オモロイがいっぱい大阪旅」をキャッチコピーに、今月から6月までプレキャンペーンを展開中。

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