交通新聞社 電子版

冬の臨時列車運転計画 JR四国

2023.10.24

 2方面の初詣に利便

 【JR四国】

 増発本数は256本(前年比37本増)、このうち特急は230本(21本増)。初詣臨は金刀比羅宮(最寄り・土讃線琴平駅)への普通列車、薬王寺(牟岐線日和佐駅)への特急「やくおうじ」を設定。観光列車は「ラ・マルことひら」、トロッコ列車は「藍よしのがわトロッコ」を運転する。寝台特急「サンライズ瀬戸」(下り)の琴平延長、高徳線と徳島線の一部特急への「ゆうゆうアンパンマンカー」連結なども行う。

 金刀比羅宮への初詣列車は12月31日深夜―来年1月1日未明に、高松・多度津―琴平間に上下計4本設定。特急「やくおうじ」は1月1~3日に牟岐線徳島―牟岐間で上下各1本運転する。

 「ラ・マルことひら」(岡山―琴平間)は1月1~3日に上下各1本運転。車両はJR西日本の「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」を使用する。「藍よしのがわトロッコ」(徳島―阿波池田間)は12月2~24日の土・日曜日に上下各1本運転。「サンライズ瀬戸」(東京―高松間)は、東京発金曜日と休前日の30日間(延べ30本)、琴平まで延長する。

 車内にプレイルームがある「ゆうゆうアンパンマンカー」は、高徳線の特急「うずしお9号」(高松―徳島間)、徳島線「剣山5、8号」(徳島―阿波池田間)の延べ117本に連結する。

 このほか、予讃線「伊予灘ものがたり」(松山―伊予大洲・八幡浜間)96本、土讃線「四国まんなか千年ものがたり」(多度津―大歩危間)48本、「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」(高知―窪川間、同―土佐くろしお鉄道奈半利間)50本を設定した。

 なお、12月28日~1月8日は、通常四国内で連結走行する予讃線の特急「しおかぜ」「いしづち」、土讃線の「南風」「しまんと」の一部について、全編成を「しおかぜ」「南風」として本州方面の輸送力を増強。高松方面の利用者は、下りは多度津、上りは宇多津で乗り換えとなる。

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