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JR西日本 アイリッジと業務提携 DX支援拡大へ

2024.02.13
業務提携契約を締結した奥田英雄JR西日本取締役兼執行役員・デジタルソリューション本部長(左)と小田健太郎アイリッジ社長(JR西日本提供)

 JR西日本は5日、データ分析やDX(デジタルトランスフォーメーション)支援領域におけるさらなるビジネス拡大に向けて、アイリッジ(東京都港区)と業務提携契約を締結したと発表した。

 提携の範囲は、JR西日本グループが提供するデータ分析、ソリューションについての鉄道各社・事業会社への共同での営業活動と、同社グループにおけるソリューション開発の需要増に対応するための人材獲得支援。

 JR西日本はこれまで、社内でデータサイエンティストを育て、グループが持つ豊富で多彩なデータの利活用や、同社フィールドで実証されたソリューションの外販を進めてきた。

 昨年10月には、グループのデジタル施策を主導する役割を担う合弁会社「TRAILBLAZER(トレイルブレイザー)」を設立し、さらなる拡大のフェーズを迎えている。

 一方、アイリッジは国内大手鉄道事業者アプリにおけるトップシェアを誇り、アプリ開発に加え、画像解析、業務システム開発、UI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)、アプリマーケティングと多岐にわたる支援を通じ、鉄道業界のDXに精通する。

 JR西日本では今回の提携により、同社グループが提供するデータ分析とソリューションについての営業活動、TRAILBLAZERにおける人材獲得の加速を図る。

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