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JR西日本 奈良-大阪に通勤特急 天王寺経由「らくラクやまと」運転開始

2024.03.19
出発合図を行う助岡駅長

 平日の朝夕、快適に 奈良駅で出発式

 JR西日本は18日から、奈良―大阪・新大阪を天王寺経由で結ぶ通勤特急「らくラクやまと」の運転を開始した。大和路線(関西線)沿線の平日朝夕の通勤が快適になる。同日は奈良駅で出発式が開催された。

 使用車両は287系特急電車3両編成。運転本数は平日1往復。ダイヤは、大阪・新大阪行きが奈良発7時16分、大阪着8時13分、新大阪着同19分。奈良行きが新大阪発19時43分、大阪発同49分、奈良着20時46分。途中の停車駅は、郡山、大和小泉、法隆寺、王寺、久宝寺、天王寺。大阪は地下ホーム発着。

 奈良―天王寺・大阪間の場合の普通車指定席料金は1290円、J―WESTチケットレス料金650円。4月30日までは、「らくラクやまと」奈良―新大阪間、特急「くろしお」和歌山―新大阪間、特急「はるか」日根野―新大阪各駅相互間の普通車指定席が一律500円で利用可能な「J―WESTチケットレス500」を発売している。

 出発式は奈良駅2番線ホームで行われ、水口英樹常務理事・近畿統括本部副本部長・阪奈支社長、助岡保三郎駅長が出席。水口支社長が「奈良エリア初の通勤特急を、さまざまなシーンに合わせてご利用いただきたい」とあいさつした後、助岡駅長が出発合図を行い、「らくラクやまと」を送り出した。

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