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JR西日本 北陸新幹線敦賀開業 eチケット区間拡大

2024.01.25

 JR西日本は23日、3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀間延伸開業に伴う特別企画乗車券の発売・見直しについて発表した。首都圏―北陸エリア間では北陸新幹線完結商品「新幹線eチケットサービス」の区間拡大、近畿圏―北陸エリア間では、早期購入タイプ商品の見直し・新規発売、チケットレスサービスの充実などを実施する。

 これまで首都圏―金沢間で展開していた新幹線eチケットサービスは敦賀までサービスを拡大し、登録した交通系ICカード1枚で福井や敦賀まで利用可能とする。

 大人・普通車指定席用の東京―福井間の発売額は、新幹線eチケット(利用当日まで購入可)が通常期の普通車指定席より200円割安の1万5610円、eきっぷ・IC用(同)・J―WESTカード会員専用が630円割安の1万5180円、eチケット早得1(利用前日まで購入可、席数限定)が1770円割安の1万4040円、eチケット早得14(利用14日前まで購入可、席数限定)が4890円割安の1万920円。新たに高崎発着にも「eチケット早得1」「eチケット早得14」を設定する。

 近畿圏―北陸エリア間では、「WEB早得7」(利用7日前まで購入可、席数限定)、「WEB早得14」(利用14日前まで購入可、同)の設定区間・発売額を見直す。大阪―福井間の発売額は、早得7が6100円、早得14が5740円で、それぞれ通常より1190円、1550円割安となる。

 また、利用前日まで購入できる「WEB早得1」を近畿圏―七尾・和倉温泉・黒部宇奈月温泉間に設定する。大阪(市内)―和倉温泉間の発売額は通常より1350円割安の1万700円。

 さらに、通常の発売額の半額相当のポイント数で利用できる「全額WESTERポイント利用の専用商品」を設定。グリーン車をお得に利用できる「WESTERポイントアップグレードチケットレス(グリーン)」の対象エリアを見直す。

 チケットレスサービスの充実では、これまでチケットレス乗車で北陸新幹線と特急「サンダーバード」を乗り継ぐ場合、新幹線eチケットサービスと在来線チケットレスサービスの商品を別々に予約する必要があったが、1回の操作で予約できるようにする。

 このほか、中京圏―北陸エリア間で早期購入タイプの商品(利用7日前まで購入可、席数限定)の設定、EXサービス利用者向けの乗り継ぎきっぷ発売、首都圏・近畿圏・中京圏―北陸エリア間でJ―WESTカード会員専用・料金券タイプの「eきっぷ」発売額の見直しなどを行う。

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