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JR東日本・西武プロパティーズなど 軽井沢ワーケーション施設名称決まる 7月29日開業へ

2021.07.12
ワークスペースのイメージ(西武プロパティーズ提供)

 アフターコロナ 新ライフスタイル提案

 JR東日本と西武プロパティーズ、野村不動産は8日、北陸新幹線軽井沢駅南側のプリンスグランドリゾート軽井沢内「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」に、3社が共同で展開するワーケーション施設の名称を「Karuizawa Prince The Workation Core(軽井沢プリンス・ザ・ワーケーション・コア)」とし、29日に開業すると発表した。アフターコロナにおけるリゾートでの新しいライフスタイルを提案する。予約は14日以降順次受け付ける。

 

 JR東日本と西武ホールディングスによる「新たなライフスタイルの創造と地方創生に向けた包括的連携」の一環で、都心におけるシェアオフィス利用シーンと軽井沢のリゾートステイの接点の核となる場所として開設する。今年4月に野村不動産を加えた共同プロジェクトとして、7月末に同プラザの一角にワーケーション施設をオープンすると発表していた。

 西武グループに加え、野村不動産やJR東日本が展開するシェアオフィスサービスの強みを生かし、軽井沢でのリゾートライフを満喫しながら集中して仕事ができる環境を提供。リゾート地における新たなサービスや過ごし方を提案し、リゾートワーケーションのさらなる発展につなげる。

 施設は約500平方㍍。オープンスペース35席(15分275円)、ボックス席5席・ブース席8席(同330円)、セキュリティーが保たれた完全個室のルーム席9席(同385円)などのほか5人用のミーティングスペース、4人用と6人用の会議室、テレフォンブースなどを設ける。

 共用スペースとして、ペットも入れるテラス席を用意。VIPラウンジ(当面の間招待制)やカフェなども併設し、仕事だけでなく読書や新幹線の待ち時間のリラックスなどにも利用できる。営業時間は、ワークスペース8~20時、カフェ・テラス席は夏季(4~10月)9~18時、冬季(11~3月)10~17時。

 予約は、西武グループ「SEIBU PRINCE CLUB」会員が14日から、西武グループのシェアオフィス「emiffice」会員と野村不動産の「H1T」会員は15日から、JR東日本の「STATION WORK」会員は16日から、各社の会員専用サイトで受け付ける。通常は利用1カ月前から。

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