JR九州 社員の仕事と子育て両立支援を拡充 24年度から
JR九州は15日、2024年度から社員の仕事と子育ての両立支援を拡充すると発表した。
10月1日から育児のための短時間勤務や深夜勤務免除の対象者を拡大。養育する子の対象年齢について、短時間勤務(1日6時間)が現行の「3歳未満」から「小学3年生まで」、深夜勤務免除が「小学3年生まで」から「小学6年生まで」に引き上げる。
4月1日から不妊治療支援金と勤務地を選択できる就業エリア限定制度を新設。同支援金は不妊治療を理由に自己都合休職を取得する社員に月額4万円を支給する。同制度は育児や介護などライフステージに合わせて、九州内が福岡・佐賀、長崎、大分、熊本、鹿児島、宮崎の6エリアと東京エリアから選べる。
また、新年度から出産祝い金と扶養手当を増額。祝い金は現行1人1万円に対し、第1子30万円、第2子40万円、第3子以降50万円。扶養手当は24歳未満の子ども(現行4500円)、配偶者(同1万5000円)のいずれも1万円とする。
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