ＪＲ宮崎シティ 「アミュプラザみやざき」全館で営業時間フレックスタイム、特別休業制度を導入
ＪＲ九州グループのＪＲ宮崎シティは１０月２日から、店舗スタッフのサスティナブルな働き方の実現を目的に、宮崎駅ビル「アミュプラザみやざき」全館で営業時間フレックスタイム制度と特別休業制度を導入する。
同館は「うみ館」「やま館」と駅高架下「ひむか きらめき市場」で構成。テナント数はファッション、雑貨、食品、飲食など約１００店舗で、従業員数は合計約１７５０人に上る。
フレックスタイム制度では、従来の営業時間１０～２０時（飲食店を除く）に対し、全館のコアタイムを１１～１９時に設定。その前後１時間（１０～１１時と１９～２０時）はフレックスタイムとし、各店舗で独自に開店・閉店時間を決められる。飲食店は従来の１１～２１時に対し、コアタイム１１～２０時、フレックスタイム２０～２１時。ファストフードなど一部の業態を除く。
特別休業制度は、年間２日設けている全館休館日（本年度は６月と１月）に加え、店舗独自で福利厚生を目的とした休暇を年間最大２日取得できるようにする。
同グループが九州各地で展開する「アミュプラザ」各施設では、一部店舗にフレックスタイム制度を設けているケースはあるが、全館で両制度を導入するのは宮崎が初めてとなる。
同社は「ショッピングセンター業界でも人材不足が課題となっており、テナント側からの要望も受けて今回の制度導入を決めた。店舗スタッフの皆さんがより働きやすい、働きたい場所となるよう今後も取り組んでいきたい」と話す。
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