JR博多シティ JR九州サービスサポート 清掃ロボットの本格運用開始
JR九州グループのJR博多シティとJR九州サービスサポートは今月から、博多駅ビル「アミュプラザ博多」で自動清掃ロボットの本格運用を開始した。清掃業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進により、将来の労働力不足に対応するとともに、新たな施設運営につなげる。
清掃ロボットは中国・ガウシウム社製の「ファンタス」で、除塵(じょじん)、ダスター(から拭き)、洗浄、水拭きを1台で行う多機能性が特徴。清掃状況をリアルタイムで確 認できるほか、清掃 履歴が保存され毎日の稼 働状況が分かる。
昨年12月にアミュプラザ博多4~7階に試験的に1台導入し、今年3月には3台追加して各フロアに1台ずつ配備。営業時間中に1日2回の除塵、閉店後の夜間に同1回の洗浄を行う。清掃が終わると自動的にドッキングステーションに戻り、充電を開始する。
両社は、施設清掃のDX化を通じた新たな維持管理を行うことで、利用者や従業員により快適な空間の提供に寄与すると期待する。
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